2013年2月18日崎陽軒本店
演題「腎機能が低下している患者さんへのアプローチ」
演者:横浜第一病院院長 斎藤明先生
内容「慢性腎臓病CKD患者さんは成人の8人に1人の頻度でいて、心血管死亡の頻度が高い疾患です。腎臓専門医の数は3000-人余りであり、一人で1000人以上の患者を診る計算になるため、現実的には腎臓専門医だけでCKDの患者さん診療は不可能であり、一般の開業医との連携が大切である。尿蛋白+以上が三カ月続いたり、腎機能GFRが50を割るような患者さんの場合には、一度腎臓専門医に紹介していただき、現在の腎臓の状態の把握と治療方針を決めて、病診連携をうまく利用して、CKDの患者さんの合併疾患である、高血圧、糖尿病、脂質異常症、貧血などの治療・管理と腎実感の増悪の予防進行を遅らせる治療及び生活指導を行っていく必要ある。」