血液凝固から考えた新規抗凝固薬の特徴 川杉和夫教授
2013-09-30 12:18
川村内科診療所
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2013年9月26日 崎陽軒本店
演題「血液凝固から考えた新規抗凝固薬の特徴」
演者:帝京大学医学部内科学講座教授 川杉和夫先生
内容及び補足「血液凝固系に作用する薬剤の中で抗トロンビン薬は直接トロンビンに作用することで血液凝固を抑制するばかりでなく、血小板を活性化の抑制や第?因子へのポジティブフィードバックの抑制、血栓上のトロンビンにも阻害作用を有する。?a阻害薬は、初期トロンビンの合成に対しての阻害作用はなく、血小板の行収納の抑制もない。


血管が破たんした時には、まず破綻部位に血小板が凝集してきて、その凝集したものに凝固因子が作用して二次止血が完成する。

aPTTは内因系凝固経路、PTは外因系凝固経路を表すと言われている。
モニタリングの方法としては、両方とも利用できるが、PT-INRは試薬間での値の違いが大きい。4時間後に阻害作用が最大となるので、その時点での検査が望ましい。
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