2013年3月19日 横浜市健康福祉総合センター
演題「日常診療や検診で見落としやすい肺癌―胸部単純X線を中心として―」
演者:国立がん研究センター中央病院放射線診断科副科長 楠本正彦先生
内容「胸部単純X線でガンを見つけにくい場所は、他の臓器との重なり部分であり、肋骨、鎖骨、脊椎、心陰影、横隔膜などの部分である。対処法としては、左右差や、周りの陰影濃度の違いに注意することと、重なって見えない部分に物があるとという想定線を引いて、重なる部分にあるべき臓器の状態を想像して読影することが重要である。」