2013年3月28日 ホテルプラムコスモ横浜
演題「胸部単純X線写真 再訪」
演者:横浜市民病院放射線診断科科長 勝俣康史先生
内容「独泳する前に良く取れている写真かどうかを判断する必要がある。見落としを少なくするためには系統的な読影方法があるが、おおくの医師は、自分のやりやすい読影方法を通常使って読影している。そこで肺癌の見落としを少なくするために、見落としやすい部位を理解しておくことが必要である。両側の肺尖部、肺門部、心陰影と重なる部位、横隔膜に隠れる部位である。周りの陰影との差や左右差を絶えず意識することと、過去のレントゲンとの比較をすることが、見落としを減らすコツである。」